HOME > ニュース・リリース > 地域に学びの場を提供する「第9回エコマミ公開講座」を開催 ~食材の科学・奈良盆地の景観・半導体をテーマに専門家が講演~
2026.07.10お知らせ
株式会社KUL(本社:大阪府大阪市中央区本町、代表取締役:齋藤 健治)は、香芝市・広陵町と共催で「エコマミ公開講座」を2022年度にスタートし、年2回(6月、11月)継続して開催しています。本講座は、地元の畿央大学をはじめ奈良県内の大学の協力を得て、各分野で活躍している専門家が、地域の皆さまの関心が高い様々なテーマについて、わかりやすく講演するものです。当社スローガン「“暮らしやすい”をデザインする」の具体的な取り組みの一つとして、生涯学習や文化的好奇心の探求等に寄与し、地域コミュニティの形成や地域の皆さまの暮らしに役立つことを目指しています。
【開催状況】
4つのテーマ「健康・長生き」「趣味・生涯学習」「子育て・教育」「生活・環境」から、毎回テーマを絞り、3名の講師による講演を実施しています。参加者アンケートでは「買い物の合間に参加しやすい」など、好評をいただいています。
【最新講座レポート】
2026年6月28日(日)、エコール・マミ南館2階のマミホールで「第9回エコマミ公開講座」が開催されました。主催は株式会社KUL、共催は香芝市・広陵町です。今回のテーマは「生活・環境」。調理、地域の景観、半導体という異なる切り口から、地域住民の暮らしに役立つ講話が3本行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。各講話とも定員(50名)を上回る応募があり、会場内はほぼ満席のお客様で賑わいました。
第1話 「調理がもっと楽しくなる食材の科学 ~野菜と卵の変化から学ぶちょっとした調理のコツ~」
講師:岩田 惠美子先生(畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 准教授)
岩田先生は、野菜や卵を題材に、調理中に起こる様々な変化の仕組みについて解説されました。野菜の軟化や色の変化、塩もみの原理、卵の熱凝固や副材料による仕上がりの違いなどを具体例とともに紹介し、日々の料理に役立つ食材の科学についてわかりやすく説明されました。
身近な食材を例にして、調理の仕組みや食材の特性について理解を深める内容となり、参加者は、日常の調理に関わる科学的な視点に触れながら、家庭で実践できる調理の工夫について学びました。
第2話 「奈良盆地の景観を読み解く ~さまざまな地図を手がかりに~」
講師:浅田 晴久先生(奈良女子大学 文学部 准教授)
浅田先生は、奈良盆地の河川やため池、水田景観、集落の防風林、周囲の山地などを題材に、地域の景観がどのように形成されてきたのかについて解説されました。また、さまざまな地図や航空写真を用いながら、自然環境と人々の暮らしとの関わりや歴史的背景も紹介されました。
普段見慣れた地域の風景を地理や歴史の観点からひも解く内容で、参加者にとって地域への理解を深める機会となりました。
第3話 「半導体がつなぐ世界と未来 ~あなたの暮らしを支える最先端技術~」
講師:浦岡 行治先生(奈良先端科学技術大学院大学 名誉教授・特任教授)
浦岡先生は、スマートフォンや家電、自動車、AIなど、私たちの暮らしを支える半導体をテーマに講演されました。半導体の基礎的な仕組みや歴史に加え、AI、自動運転、医療、次世代エネルギー技術など幅広い活用事例を紹介しながら、半導体が社会や未来に果たす役割についてわかりやすく解説されました。
半導体の基礎的な仕組みから最新技術の動向まで、身近な製品や社会との関わりを交えながら解説され、参加者は、日常生活を支える半導体技術への理解を深める機会となりました。
【総括】
第9回エコマミ公開講座は、バラエティ豊かな講師陣による有意義な講演となり、参加者からは、「普段何気なく調理していたのが、植物細胞を知ることにより新しい視点で調理できそう」、「住んでいる奈良の地形の成り立ちを知ることで愛着が増した。シリーズ化してほしい」など、地域住民の学びや暮らしへの関心の高さがうかがえる充実した講座となりました。買い物や日常生活の延長線上で学びに触れられる公開講座として、今後も継続して開催し、地域の皆さまに学びの機会を提供してまいります。
当社は、ショッピングセンターの運営にとどまらず、サービスを通じて地域の皆さまに心からの笑顔を届けることを大切にしています。その実現のため、「“暮らしやすい“をデザインする」というスローガンのもと、参加者から寄せられたアンケート結果も参考にしながら、今後も地域の方々の知的好奇心を満たし、当講座を通じて、暮らしに役立つ情報を発信してまいります。
